瞑想Hack

瞑想を始めたい・続けたい人のための瞑想ライフハック・ブログです。瞑想に取り組む上で知っておきたいことを、脳科学や仏教の視点も交え、わかりやすく解説しています。

車の運転をよりマインドフルにするための7つのポイント

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車の運転は、マインドフルネスを鍛える絶好の機会でもあります。マインドフル・ドライブのための7つのポイントを、海外ブログを参考にまとめてみました。

 

 

 

 

はじめに

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ストレスや不安を小さくしたり、メンタルの病気にも効果があるといわれている「マインドフルネス」。

 

 

マインドフルネスは、「意識的に現在の瞬間に、判断を加えずに、注意を払うこと」などと定義されます。

 

 

瞑想やヨガなどの実践を通じてトレーニングをしていくイメージがありますが、日常生活の中でマインドフルネスを鍛えていくことも十分に可能です。

 

 

みなさんが、毎日あたりまえのように行う「車の運転」。

 

 

これも、マインドフルネスを鍛える絶好の機会です。

 

 

「Mindful Minutes」という海外ブログに、マインドフル・ドライブに関する興味深い記事がありました。

 

 

mindfulminutes.com

 

 

マインドフル・ドライブといっても、車の運転中に、目を閉じて瞑想するわけではありません。

 

 

車の運転中の意識の向け方について、ちょっと注意してみるだけです。

 

 

こちらの記事にある、マインドフル・ドライブのための7つのポイントをご紹介します。

 

 

マインドフル・ドライブのための7つのポイント

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1.運転を始める前に

Get in your car, but before you put your key to the ignition, sit for one full minute with your eyes closed. Tune into your breath and your internal space, noticing how you feel and setting the intention for a mindful car ride.

引用元:

Mindful Driving: Tune in Behind the Wheel - Mindful Minutes

 

 

運転席に座ったら、エンジンをかける前に、1分間目を閉じてみる

 

 

自分の呼吸に注意を向け、マインドフルな運転に向け心の準備をする。

 

 

2.心の準備

Start your car, turn off your music, silence your phone, and ease into a state of complete attentiveness.

 

エンジンをかけたら、音楽はかけず、スマホもサイレントにして、徐々に注意深い心の状態に入っていく。

 

 

3.気づきをもって運転する

Keep your focus on the road and observe the sounds you hear as you drive, the people, buildings, and landscapes you pass … notice the wind on your face if your window is down, the temperature, the whole experience of driving. Even if you’ve taken that route 100 times before, I bet you’ll notice something new when you set the intention of driving mindfully.

 

運転中は、道路に注意を向け、耳に入る音や、人、建物、風景を観察する。

 

 

窓を開けている場合は、顔に当たる風や気温、運転しているという体験全体に気づいていく。

 

 

もしそれが、前に100回通ったことがある道のりであったとしても、マインドフルに運転する意識を持っていれば、いつでも何か新しいものに気づけるはずだ。

 

 

4.注意が運転から逸れたら、また戻す

Each time you notice that your attention has shifted away from driving to other thoughts or sensations, gently bring it back to the car, and continue to observe, listen, and feel as you drive.

 

注意が運転から逸れ、他の思考や感覚にとらわれたら、そっと注意を車に戻し、観察を続けていく。

  

5.感情や衝動に気づく

Become aware of any emotions or urges that surface as you drive—notice how you respond to that someone who cut you off; notice if you find yourself speeding up at a yellow light; notice if you want to reach for your phone at a red light. Try to remain in observation mode and resist any temptation to act. Just focus on the experience of driving.

 
運転中に出てくる様々な感情や衝動に気づいていく。

 

 

行く手をさえぎる人に自分がどのように反応するかに気づき、黄色信号にさしかかりアクセルを踏もうとする自分に気づき、赤信号で止まるときにスマホに手を伸ばしたくなる自分に気づく。

 

 

自分の感情や衝動を観察することに徹し、それが安易に行動に出てしまわないようにこらえる。

 

 

ただ、運転という体験に注意を向けていく。

 

 

6.ゆっくり走る 

Notice if you are speeding, and ask yourself “why am I in a hurry?” It’s always best to leave yourself a few extra minutes to get to your destination so you don’t feel the need to speed. Slow down.

 

 

急いでいる場合は、「なぜ急いでいるか?」と自分に問うてみる。

 

 

急がなくてもいいように、数分余裕をもっておくのが良い。ゆっくり走る。

 

 

7.目的地に着いても急がずに

When you arrive, turn your car off and take another minute of silence before dashing off into your day.

 

目的地に着いたら、エンジンを切り、急いで車から出ないで、少しだけ静かな時間を確保する。

 

 

おわりに

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7つのポイントといっても、そんな大げさなものではありませんね。

 

 

車を運転する中で起こってくるひとつひとつの体験に、気づいていこうということです。

 

 

車の運転をしながら、「職場に着いたらまず何しようか」とか「さっき妻にひどい言い方してまずかったな」とか、運転以外の余計なこと、ついつい考えてしまいがちです。

 

 

でも、それをやってると脳に負担がかかり、運転そのものがストレスフルになってしまいます。

 

 

私も、これを心がけて運転するようにしています。

 

 

参考になれば嬉しいです。

 

 

※英文の翻訳は直訳ではなく意訳となっており、正確でない可能性があります。

 

パオ