瞑想Hack

瞑想を始めたい・続けたい人のための瞑想ライフハック・ブログです。瞑想に取り組む上で知っておきたいことを、脳科学や仏教の視点も交え、わかりやすく解説しています。

【初心者向け】マインドフルネス瞑想を本から学ぶ!おすすめの3冊

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マインドフルネス瞑想を続けていくにあたって、分かりやすい入門書を1冊は座右に置いておきたいもの。数ある瞑想本の中から、初心者の方にぜひおすすめしたい本を3冊ご紹介します。

 

 

 

 

はじめに

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瞑想には、

 

 

✅集中力が上がる
✅睡眠の質が上がる
✅ストレスが減る



などの効果があるとされ、科学的な裏付けもされています。

 

 

若い世代の間でも、瞑想を生活に取り入れている人は増えてきました。

 

 

瞑想を続けていくにあたっては、やはり直接専門家の指導を受けるのが一番ですが、なかなか機会も限られているかと思います。

 

 

やはり手元に1冊、わかりやすい瞑想の入門書を持っておきたいものです。

 

 

これまでさまざまな専門家に指導を受け、1年間毎日瞑想を実践している私が、

 

 

数ある瞑想本の中から、「これはわかりやすい!」と思う入門書を3冊ご紹介します。

 

 

なお、世の中には宗教色・スピリチュアル色の強いものも含め、さまざまな種類の瞑想法がありますが、このエントリは、科学的に効果が裏付けされた「マインドフルネス瞑想」のみを対象としています。

 

 

 

①マインドフルネス瞑想の基本DVDブック 

マインドフルネス瞑想の基本 DVD ブック (エイムック 3630)

マインドフルネス瞑想の基本 DVD ブック (エイムック 3630)

 

 

この本の特徴は、とにかくわかりやすいこと。

 

 

主な内容は以下の通り。

 

 

・呼吸瞑想法
・マインドフルネスヨーガ
・マインドフルネス瞑想
・ボディスキャン瞑想
・歩く瞑想

 

 

それぞれについて、姿勢、呼吸、身体の動作、心構えなどが、大量のカラー写真とともに解説されています。

 

 

難しいことはいっさい書かれておらず、「瞑想について何も知らない」という方でも、楽しく学ぶことができます。

 

 

まさに、基本中の基本という感じです。

 

 

私も折に触れ、瞑想の基本に帰りたいとき、新しい方法を試したいときに、この本をよく読み返しています。

 

 

付属のDVDもおすすめです。

 

 

少し手作り感はありますが、講師が瞑想やヨガを実際にしながら、ゆっくりと説明してくれます。

 

 

DVDを見ながら、一緒に実践できるようになっています。

 

 

なお、この本の監修は、東京マインドフルネスセンターの長谷川洋介先生です。

 

 

同センターは、日本でも数少ない、医療法人が経営するマインドフルネス・スタジオです。参加レポートもあわせてご参照いただければと思います。

 

 

②マインドフルネス瞑想入門〜1日10分で自分を浄化する方法〜

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

~1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門

 

 

この本の特徴は、マインドフルネス瞑想を実践する上で知っておきたいことが、1冊にぎゅっとまとめられ、網羅的に書かれていることです。

 

 

・瞑想の姿勢や呼吸など基本的な手順
・瞑想を実践するコツ
・瞑想の科学的根拠や背景にある思想
・瞑想を日常生活に取り入れる方法

 

 

これらが、文章でていねいに解説されています。

 

 

瞑想を始めたばかりの頃は特に、

 

 

本当に効果があるのかな?
怪しいものではないのかな?
このやり方で本当にあっているのかな?

 

 

など、さまざまな疑問が浮かぶものです。

 

 

この本は、初心者が抱えがちな疑問には基本的に答えてくれます。

 

 

瞑想の基本的な考え方について、「こんなものか」とある程度納得して取り組んだ方が、その後の実践もスムーズになると思います。

 

 

 

③実践!マインドフルネス:今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン

実践!マインドフルネス: 今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン

実践!マインドフルネス: 今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン

 

 

こちらは、日本におけるマインドフルネスの第一人者である、早稲田大学の熊野宏昭博士による入門書です。

 

 

熊野博士は、実際に複数のクリニックで、さまざまな精神疾患をもつ患者さんの治療にかかわっておられる方です。

 

 

・マインドフルネスとは何か?
・マインドフルネスの基本的なやり方
・マインドフルネスの臨床研究
・マインドフルネスのエクササイズ
・マインドフルネスのルーツ

 


これらの内容が、臨床の現場にたずさわる医師の視点から、わかりやすく解説されています。

 

 

特に、臨床研究については、心理療法の一つであるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)のモデルを用いて、マインドフルネスを実現するためのテクニックが紹介されています。

 

 

内容はそれなりに高度ですが、具体的なケースや例え話も交えて説明されているので、読みやすいと思います。

 

 

ワークショップでの講義をまとめたものなので、参加者からの質問に答えるコーナーもあり、実践者には良きガイドとなります。

 

 

これからまじめにマインドフルネス瞑想に取り組みたいという方には、最適の1冊です。

 

 

 

おわりに

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数ある瞑想本の中から、初心者にもわかりやすい入門書を3冊ご紹介しました。

 

 

瞑想を続けていく際には、知識を得ることよりも、実践を重ねて身体で覚えていくことの方が大切です。

 

 

ただ、瞑想は孤独なもので、長く一人で続けていると、どうしてもクセが出たり、行き詰まったりしまいがちです。

 

 

それに、専門家の指導を直接受けられる機会も、限られています。

 

 

そんなときは、手元に入門書を1冊持っておき、折に触れて読み返すことで、軌道修正をしたり、初心に帰って学びなおしたりすることも必要だと思います。

 

 

ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

パオ