瞑想Hack

瞑想を始めたい・続けたい人のための瞑想ライフハック・ブログです。瞑想に取り組む上で知っておきたいことを、脳科学や仏教の視点も交え、わかりやすく解説しています。

ヴィパッサナー瞑想センター(京都)の10日間コース、行ってきます!

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ヴィパッサナー瞑想センター(京都ダンマバーヌ)で行われる10日間の瞑想合宿に、これから参加してきます!参加する理由や、どんな準備をしてきたかについて、簡単にまとめてみました。

 

 

 

 

 

はじめに

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京都ダンマバーヌ(出典:https://www.bhanu.dhamma.org/ja/the-kyoto-centre/

 

いよいよ参加のときが近づきました!

 

 

2019年5月8日から5月19日までの10日間、ヴィパッサナー瞑想センター(京都)で、瞑想合宿(リトリート)の体験をしてきます。

 

 

このエントリでは、ヴィパッサナー瞑想センターってそもそも何?というところから、なぜ参加するのか、どんな準備をしたかなどについて、簡単にまとめてみました。

 

 

ヴィパッサナー瞑想センターとは?

 

昨今、メンタルに良い効果があると言われている瞑想。

 

 

瞑想には、大きく分けて2種類、サマタ瞑想(集中の瞑想)とヴィパッサナー瞑想(観察の瞑想)があります。

 

 

どちらも重要ですが、よく論文などで取り上げられ、話題になることが多いのはヴィパッサナー瞑想の方です。

 

 

「ヴィパッサナー瞑想」とGoogleで検索をかけてみると、1番にヒットするのが、この瞑想センターを運営する「日本ヴィパッサナー協会」のサイトです。

 

 

サイトが古めかしく、ちょっと怪しい雰囲気があるので、なかなかとっつきにくいのが正直なところではあります。

 

 

でも、やばい宗教組織というわけではありません。

 

 

ゴエンカ氏という有名な指導者の瞑想法に基づいてヴィパッサナー瞑想コースを行なっている非営利団体です。

 

 

日本には、京都ダンマバーヌ千葉ダンマディッチャの2か所に瞑想センターがあります。

 

 

実は、世界的なネットワークになっていて、常設のものだけで約200か所の瞑想センターがあり、アジア、ヨーロッパ、北米、中南米からアフリカにまで広がっています。

 

 

最近では、日本語でも体験記などがネット上にたくさん上がっており、みなさん率直な感想を書かれています。

 

 

これらを読む限り、洗脳されたりしつこい勧誘を受けるようなやばい宗教団体ではないことは、なんとなく予想はつきます(もちろん自分で参加しないことには、確かなことはわかりませんが)。

 

 

 

なぜ参加しようと思ったか?

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ヴィパッサナー瞑想センターの10日間コース、その存在は、5年くらい前から知っていました。

 

 

瞑想を実践している方なら、誰もが聞いたことがあるかもしれません。それくらい、よく知られた存在です。

 

 

私も去年の夏から瞑想を毎日行うようになって、「いつかは行ってみたい」という思いが日に日に強くなっていきました。

 

 

瞑想のスキルを上げていくにあたって、この10日間コースへの参加が必須というわけではもちろんありません。

 

 

瞑想は何より毎日の実践と継続が重要ですし、時に専門家の指導を受けたりしながら、日常の中で経験を積んでいけばよいものです。

 

 

でも、どうしても気になるのです。

 

 

これから長い間瞑想を実践していくなら、これは早いうちに1回経験しておきたい、そういう思いが、なかなか頭から離れません。

 

 

結果、実りあるものになるかどうかはわかりませんが、とにかく、経験してみないことには始まりません。

 

 

10日間という高いハードル

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10日間コースと言っていますが、前後の移動日を含めると、実質的には12日間の予定を確保しなければなりません。

 

 

これは、現代の多忙な日本人にとっては、なかなか高いハードルだと思います。

 

 

サラリーマンだと、12日間連続した休みを取るのは、けっこう難しいですよね。

 

 

よっぽど前もって職場に根回しをしておくか、あるいは転職の合間の長期休暇を利用するとかしないといけません。

 

 

学生や主婦であっても、簡単ではないと思います。

 

 

私の場合は、幸いにも仕事をやめ自由の身でしたから、予定の確保は可能でした。

 

 

それでもパートナーや家族がいる場合は、理解を得ることは不可欠です。妻の協力には感謝しています。

 

 

参加するタイミング

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いざ参加するとなると、けっこうビビります。

 

 

朝4時起床、就寝は9時半の共同生活。

 

 

睡眠と食事以外は、ほぼ全て瞑想です。

 

 

その間、外出禁止。テレビやスマホも禁止。他の参加者との会話も、目を合わせることさえ禁止です。

 

 

完全なる沈黙の中、ひたすら瞑想、これを10日間です。

 

 

長いですよね。。

 

 

体力的に、あるいは精神的に、10日間も持ちこたえられるか心配になります。

 

 

また京都も千葉も、瞑想センターは山奥のようなところにあるため、夏は虫やヘビが出たり、冬は寒さが厳しかったり、いろいろ慣れない環境です。

 

 

私は、気候が良いであろう5月を選び、申し込みました(連休は避けました)。

 

 

また、瞑想自体にも少し慣れてからが良いだろうと思い、少し待ちの期間を設けました。

 

 

瞑想を本格的に始めたのは去年の8月。この頃に参加するというのも選択肢としてありました。

 

 

ただ、瞑想を始めてまもない頃は、10分目をつぶっているだけでもけっこう大変だったりします。

 

 

そんな状態で10日間コースにいきなり挑むのは、覚悟がいりますよね。

 

 

そんなわけで、1年近く瞑想経験を積み、多少慣れてからのタイミングで申し込みをしました。

 

 

ただ、このコース自体は、全くの未経験者でも参加は可能です。あとは個人の判断かと思います。

 

 

持ち物の準備

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さて、荷造りです。

 

 

必要な持ち物については、ありがたいことに、ネット上にいくつか有益な情報があったので参考にさせていただきました。

 

 

準備したものリストです。

 

 

・10日分の衣類
 ※現地で洗濯できるので、3〜4日分の衣類があれば十分らしい
・厚手のパーカー
・タオル類
・瞑想用ズボン
 ※タイパンツやジャージなど動きやすいもの
・瞑想用クッション
 ※現地にも用意はあるらしいがマイクッションがあるならベター
・アイマスク
 ※就寝用
・耳栓
 ※就寝時に他人のいびきが気になるらしい
・マスク
・カイロ
 ※朝晩の冷え込み対策
・サンダル
・長靴
 ※雨天時の移動に必要らしい
・石けん、シャンプー類
・ハミガキセット
・しき布団シーツ、かけ布団カバー、枕カバー
 ※現地でレンタルもできるが持っていったほうが良いらしい
・水筒
・腕時計、懐中電灯
 ※寝室には時計や明かりがないらしい
・汗拭きシート
・お金(交通費、寄付)
 ※参加費は特に不要。運営は全て寄付によって賄われている
・健康保険証

 

 

必要な持ち物については、参加後に改めて記事にまとめたいと思います。

 

 

心の準備

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もちろん必須ではありませんが、ゴエンカ氏の指導したヴィパッサナー瞑想を学びに行くわけですから、氏がどんな人物か、またどんな瞑想指導をしたのか、事前に知っておいて損はないはずです。

 

 

ゴエンカ氏は、国連で演説したこともあるほど世界的な有名人で、英語での情報が多めですが、日本語でもわかりやすい翻訳が出ています。

 

 

ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法

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  • 作者: ウィリアム・ハート,日本ヴィパッサナー協会,太田陽太郎
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私は一通り読み、以下のように内容を簡単にまとめてみました。

 

 

 

10日間コース中も、ゴエンカ氏のビデオ講義があるようなので、理解の助けになるかもしれません。

 

 

一方で、瞑想は実際に体験することが何より大切なので、知識ばかり追っていくのも考えものです。

 

 

勉強はほどほどに、あまり先入観のない状態で参加したほうが良いという意見もあると思います。

 

 

 

おわりに

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いよいよ出発です。

 

 

ずっと行きたいと思っていたので、嬉しい気持ちがある反面、ハードスケジュールに耐えられるか、不安な気持ちもあります。

 

 

収穫が得られるのか、または耐えがたい苦痛の日々が待っているのか、よくわかりません。

 

 

収穫とか成果とかはどうでもよくなるのかもしれません。

 

 

コース終了後、現地で感じたことをテーマごとに分けて記事にしていきたいと思っています。

 

 

ツイッターで連絡などいただいた場合は、終了後、5/19以降に返信します。

 

 

では、よろしくお願いします!

 

 

パオ