おすすめ瞑想アプリを5つに厳選してご紹介!
瞑想やマインドフルネス、毎日続けたいけどなかなかうまくいかない。そんなときは、スマホアプリの力を借りて、無理なく習慣化しましょう。10種類以上のアプリを試した私が、ぜひおすすめしたい瞑想アプリを、5つに厳選してご紹介します。
はじめに
瞑想には、
✅集中力が上がる
✅睡眠の質が上がる
✅ストレスが減る
など、さまざまな効果があるとされ、科学的な裏付けもされています。
私も専門家の指導を受けながら、毎日20分くらいの瞑想を実践し、効果もそれなりに実感しているところです。
瞑想に取り組む上で、一番大切なのは、とにかく毎日続けること。
今日は瞑想を1時間がんばったとしても、次の日サボってしまっては、あまり意味がありません。
1日、たった5分でも良いので、毎日欠かさないことです。
瞑想を自分の生活に無理なく取り入れ、長く続けることで、だんだん効果が実感できるようになります。
瞑想を実践するのに、本来はアプリなんて必要ありません。
基本的なやり方を学べば、あとは自分で日々実践していくものです。
ただ、多忙を極める現代の日本人。
毎日、仕事や家事育児に追われ、1日5分の時間でも、確保するのは難しかったりします。
一度は「毎日瞑想しよう!」とやる気に燃えても、知らず知らずのうちに挫折。。なんてこともよくありますよね。
そんなとき、スマホに瞑想アプリをダウンロードしてみるのも一案です。
毎日の習慣化やモチベーションの維持に、一役買ってくれます。
瞑想アプリは無数にあり、私も10種類くらいは試しましたが、
その中でも特におすすめしたいものを、5つに厳選してご紹介します。
1.マインドフルネス・アプリ
「マインドフルネス・アプリ」は、名前からしてシンプルですが、非常におすすめのアプリです。
おすすめする理由は以下の2つ。
①余計な機能がなく、シンプルで使いやすい
②瞑想時間やガイダンス、サウンドの有無などを自由にカスタマイズできる
瞑想アプリは、とにかくシンプルなものが良いです。
余計な機能がたくさんついているものも多いですが、基本的には、時間が測れて、記録が取れれば、それで事足ります。
瞑想のガイダンスやサウンドが複雑な作りになっていると、逆にアプリの方に気を取られてしまい、集中が妨げられてしまいます。
ホーム画面はこちら。
「瞑想セッション」をタップすると、このように、瞑想時間、ガイダンス音声やバックグラウンド・サウンドの有無を選ぶことができます。
「個人設定瞑想」からは、瞑想時間や鈴音の間隔なども自由にカスタマイズできます。
瞑想初心者の場合は、「入門編」から、マインドフルネス瞑想に取り組む上での基本的な考え方を学んでから始めると、よりスムーズに習慣化できると思います。
リマインダーや瞑想履歴をつけることもできます。
ここまでは全て無料です。
プレミアム版(有料)になると、以下のように、世界の有名な指導者や専門家による瞑想セッションが利用できるようになります。
ただ、普通に毎日瞑想を続けていきたいという場合には、無料版の内容で十分間に合います。
2.MEISOON
こちらもシンプルで使いやすい瞑想アプリです。
「MEISOON」は、日本最大級のスタジオ数を持つホットヨガスタジオ「LAVA」がプロデュースしたアプリで、いつでも、どこでも簡単に瞑想できるようにデザインされています。
このように、瞑想がカテゴリー別に整理されており、その時の状況や気分に合うものを選択します。
慣れないうちは、「ベーシックな瞑想」を選んで、親切で優しい音声ガイダンスにしたがって瞑想を始めてみるのが良いかもしれません。
慣れてきたら、「マインドフルネス瞑想」がおすすめです。
ガイダンスはなく、シンギングボールなどのサウンドがあるだけなので、落ち着いて自分のペースで瞑想できます。
これらのコンテンツ、無料のものも多く用意されています。毎日シンプルに瞑想を続けたいだけなら、正直無料のものだけで十分事足ります。
「リラックスしたいとき」「気持ちをリセットしたいとき」などのコンテンツは、有料になります。
瞑想カレンダーで毎日の瞑想記録もつきます。
また、アプリを使用するたびにポイントが貯まる仕組みになっており、ポイントが貯まるとランクアップするので、モチベーションの維持にも効果的です。
3.寝たまんまヨガ
「寝たまんまヨガ」は、全国展開のヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」の講師が開発したヨガ・アプリです。
ただ、単なるヨガ・アプリではなく、「ヨガニドラー」という手法を取り入れた、ちょっとユニークなアプリです。
「寝たまんまヨガ」という名前からもわかりますが、「ヨガニドラー」とは、睡眠と覚醒の間、まどろみのような状態を保って神経をリラックスさせていくタイプのヨガで、あまり身体を動かす必要もなく、寝たままでもできるのが特徴です。
このアプリは、ヨガニドラーを中心に構成されていますが、瞑想のコンテンツもあり、使いやすさの点からもおすすめです。
コンテンツのいくつかは、無料で使用できます。
ただ、どのコンテンツもヨガニドラーによるリラクゼーションに重きを置いたものになっているので、神経が高ぶったときや夜眠れないときにはとても効果的ですが、マインドフルネス瞑想とは少し性質が異なります。
リラクゼーションが目的の方や、マインドフルネスの合間にリラクゼーションを補助的に取り入れたいという方に、ぜひおすすめしたいアプリです。
以下は、公式のアプリ紹介動画です。
【公式】アプリ「寝たまんまヨガ 簡単瞑想」ショートバージョン
4.Heasdspace
「Headspace」は、英語圏で大人気のアプリです。
イギリス・インディペンデント紙などの有力紙の特集でも、おすすめの瞑想アプリとしてHeadspaceが紹介されています。
このアプリを開発したHeadspace社の創業者、Andy Puddicombeさんは、学生時代にヒマラヤに旅行した際に瞑想を学んだ後、10年もの間世界中を旅し、インドではチベット仏教の僧侶にまでなったという異色の経歴の持ち主です。
TEDでのプレゼン動画はこちらです。
All it takes is 10 mindful minutes | Andy Puddicombe
Andyさんの瞑想やマインドフルネスに関する深い知識と経験に基づいて設計されていますので、非常に質の高いアプリと言えます。
アプリの紹介は、こちらの公式動画を見た方が早いかもしれません。
Headspace | Meditation | How It Works
HeadspaceのYouTube公式チャンネルには、テーマごとに多くのアニメーション動画が用意されており、秀逸なものばかり。
視覚的に理解することができるので、下手な本を読むよりも勉強になります。
Meditation tips | What’s the best time to meditate?
Andyさんによる、インタビュー形式の解説動画もあります。
有料版になると、状況や用途に応じたさまざまな瞑想法を学習できるようになりますが、瞑想を継続したいというだけなら、正直無料版で十分です。
このアプリ、難点があるとすれば日本語版がないこと。英語がある程度使えるという方におすすめのアプリです。
日本語版のリリースも期待したいですね。
5.メントレ
「メントレ」は、メンタリストDaiGoさんが監修した瞑想アプリです。
現在のところ、iOSにしか対応していません。
「メントレ」とは、「メンタルトレーニング」の略。
瞑想を、筋トレのように、心を鍛えるトレーニングととらえています。
主なコンテンツは、「呼吸瞑想」と「ボディスキャン瞑想」の2つです。
「メントレ」の最大の特徴は、ゲーム感覚で瞑想の経験値を積み上げてくようにデザインされていること。
自分のこれまでの瞑想の時間やパフォーマンスが記録され、続けるにつれレベルアップしていきます。
「呼吸瞑想」では、なんとiPhoneのカメラに指先を当てることで、心拍変動を計測し、瞑想がうまくできているかどうかを計測する設計になっています。
私が、試しに計測してみた結果は、こんな感じでした。Calmが80%なので、比較的リラックスていたようです。
ただ、脳波を測っているわけではないですし、これでどこまで正確にマインドフルネスが計測できるのか、正直疑問は残ります。
こういう設計は、瞑想の専門家からすると、賛否が分かれるところかもしれません。
現時点では、他のアプリに比べて、ユーザビリティが悪く、まだ未完成のような印象もあります。
ただ、発想としては面白いですし、瞑想アプリの次世代のかたちを想像させてくれます。
テクノロジーは私たちの想像を上回るスピードで進化しているので、このアプリが目指そうとしている方向性の先に、面白いものがあるかもしれないと期待させてくれます。
おわりに
以上、私が実際に試してみて、おすすめしたいと思ったアプリを5つご紹介しました。
それぞれのアプリに、特徴があり、長所と短所があります。
複数試してみて、自分の関心やライフスタイルに合ったものを選ぶのが良いと思います。
ただ、瞑想は本来、自分の力で実践していくものです。
アプリありきの瞑想は、あまり望ましくはありません。
忙しい日常の中で、瞑想の習慣を定着させるための、補助的なツールとして使うくらいがちょうど良いと思います。
瞑想を無理なく継続できるようになれば、アプリを手放すのもアリですし、臨機応変にやり方を変えていくのがいいかもしれません。
参考になれば嬉しいです。
パオ