「悩み」との上手なつきあい方
人生に悩みはつきもの。悩みはなかなか消えませんが、悩みとの上手なつきあい方ならあります。
人生に悩みはつきもの
悩み、悩み、悩み。
人生に悩みはつきものです。
あのとき好きだと伝えていたら、もしかしたら彼女になったかもしれないのに。。
これは、過去の後悔ですね。
やばい!50社面接受けたけど、全部落ちて内定ゼロ。将来やばい!!
これは、未来への不安です。
部下がいつも陰で自分の悪口をたたいているらしい、気になる。。
母親が子育ての方針にいちいち口を出してきてうっとうしい><
夫がいちいち仕事忙しいアピールしてくるのにイラっとくる!!
これらは、対人関係で起こるモヤモヤ、イライラです。
一生懸命生きている人ほど、悩みを抱えています。
人生のステージをどんどん登っていっても、悩みは常についてまわる。
私たちは、悩みの中を生きています。
悩みとうまくつきあう方法
悩みは、一生懸命生きている証拠です。
悩みを消し去る方法は、なかなかありません。
でも、悩みとうまくつきあう方法ならあります。
瞑想です!
瞑想というと、なじみのない方は、怪しい?宗教?とかって思うかもしれません。
でも、瞑想のメンタルに及ぼす効果は、科学で証明されています。
ここでは、瞑想=心の筋トレとでもとらえておいてください。
ツイッターのタイムラインを見ていたら、面白いツイートを見つけました。
なが3さんという方のツイートです。
しんどさを解消するために瞑想してもいいけど、しんどさを直接解消できるわけではないので、そこは注意すべきかと思う。瞑想を続けると、しんどさを「自分から無関係の場所に置ける」。その後、いつの間にかしんどさ自体も消えていることが多い(消えないこともあるけど、無関係なので大丈夫)。
— なが3 (@naga3) December 16, 2018
これを見て、すかさず私はこうコメントしました。
おっしゃる通りですね。瞑想しても、直接ふっと悩みや不安が消えるわけではない。でも瞑想すると、悩みや不安を、自分とは切り離されたものとして認識し、それを傍観するという視点ができてきますね。その結果、楽になることはあると思います。 https://t.co/pbxiwsTecZ
— PAO@瞑想ブロガー (@PaoElephant) December 16, 2018
どういうこと?
ちょっとわかりにくいかもしれないので、解説します。
先ほども言いましたが、私たちは悩みの中を生きています。
ご飯を食べている間も、仕事をしている間も、場合によっては寝ている間ですら、私たちは悩んでいるわけです。
こんな感じのイメージです。
悩みという雲の中に、巻き込まれてしまっています。
どっちの方角を向いても、何をやっても、悩みしか見えない状態ですね。
瞑想をすると、これがちょっと変わってきます。
これは、瞑想中の心の中です。
雲の外に出ることができました。
雲の外には、青空が広がっています。
きれいな青空の視点から、悩みの雲を眺めています。
悩みを、自分と切り離されたものとしてとらえ、傍観しています。
でも、注意すべきなのは、「悩み」自体は消えていないということです。
悩みの雲は、いぜんとしてそこにあり、大きさもそのままです。
そして瞑想が終わると、また悩みの雲の中に帰っていきます。
瞑想を長い間続けていくと、この「悩みを外から傍観する視点」が、だんだんしっかりと作られていきます。
雲の中にいても、いつでも外に出られるようになります。
外には青空が広がっていることが、わかってきます。
慣れてくれば、「あ、今日の雲は大きいぞ」とか、「あ、今日の雲はなんだか形がいつもと違うぞ」と気づくようになります。
ありのままの姿が、だんだんと見えてくるのです。
その結果、ゆっくりではありますが、楽になってくるのです。
むすび
瞑想は1日5分から始められます。
効果を実感するまで、人によっては時間がかかるかもしれません。
でも、特にお金も時間も必要としないので、試してみる価値はあります。
私は瞑想を始めてから5か月目くらいですが、もはや生活に欠かせなくなりました。
私も悩みをいろいろと抱えてはいますが、悩みのとらえ方が少しずつ変わってきました。
ゆっくりですが、効果を実感しています。
瞑想の具体的なやり方については、こちらのエントリを参考にしてみてください。
※なお、この記事は、「実践!マインドフルネス–今この瞬間に気づき青空を感じるレッスン」(熊野宏昭著、サンガ出版、2016年)の内容を参考にしています。
PAO