専業主夫が子育てしてみて、気づいたこと
退職して、専業主夫になりました。
子育てにフルコミットして、はじめて気づいたことをお話しします。
退職後、妻が1泊2日のひとり旅に
うちには、2歳の娘と、1歳の息子がいます。
2人は、13か月しか離れていない、年子の中の年子です。
ですので、ここ2年超は、妻は子育てにかかりきりでした。
その間、私は国家公務員でした。
子育ての大部分は、妻に頼っていました。
そして、今年6月、公務員をやめました!
7月からは、私も子育てにフルコミットです。
2年超にわたる子育てに、妻はそうとう疲れています。
まずはレスパイト(息抜き)が必要でした。
とりあえず、妻が、久々の気楽なひとり旅、1泊2日の箱根旅行に行くことになりました。
その間、私が子供たちと、家でお留守番です。
一つ一つの作業は、大したことない
子育ては、どれくらい大変なものでしょうか。
子供と遊びます。
積み木やブロックをしたり、かくれんぼをしたり。楽しいです。
おむつを替えます。
大人ひとりで、子供2人を同時に相手しますが、まあ、そこまで大変ではないです。
ご飯を作って食べさせます。
もちろん、手の込んだ料理なんてできませんが、適当に、鍋とか、煮込みうどんみたいなものを作ります。
2人をお風呂に入れます。
夕方から夜にかけて、夕ご飯とお風呂をこなすのは、まあまあ大変です。
でも、落ち着いて一つ一つ、子供としゃべりながらこなしていけば、なんとかなります。
孤独!
私の場合、何が一番つらかったのかといえば、これですね。
孤独です。
まだまだ甘いと、叱られるかもしれませんが。。
夕ご飯もお風呂も終わり、日も暮れてきました。
今日の夜は、妻は帰ってきません。少し心細くなってきます。
そのとき、子供たちは2人とも、風邪気味で、咳と鼻水が出ていました。
2人に、小児科からもらった薬を飲ませます。
しかし、2人はずっと風邪気味で、ここ数週間も、薬を飲み続けています。
うーん、薬はほんとに効いているのかな。。
飲ませないほうが良いのでは?
もし今夜熱を出したら、明日、小児科に連れて行かなくてはいけないかな。。
まわりに頼れる大人はいません。
心配しすぎかもしれませんが、なんとなく心細いです。
2人を寝かしつけします。
なんとか2人とも寝ましたが、自分の心はなかなか休まりません。
はじめて気づいた子育ての大変さ
結局、留守中は何事もなく終わり、翌日、妻はリフレッシュして帰ってきてくれました。
妻が帰ってきてくれて、ほっとしました。
退職して、子育てフルコミットの、最初の子守でした。
たかが1泊2日でしたが、よい経験でした。
公務員時代、子育てには積極的に参加しているつもりでした。
在職中、休日の大部分は、子供と関わっているつもりでしたし、2か月の育児休暇も取りました。
でも、専業主夫の身分になって一人で子育てしてみると、これまでいかに、妻に頼っていたか、それがよくわかりました。
子育ての苦労は、人によって、感じ方さまざまだと思います。
私の場合、ミルク、オムツ替え、入浴、それぞれをこなすのは、それほど苦に感じません。
孤独感です。まわりに頼る人がいない、何かあったら、自分で対処しなくてはいけない。。
世の中のお母さんたちは、そういった孤独感、責任感、プレッシャーを抱えながら、日々子育てをしていたのか。
しかも365日、無休です。
公務員時代の片手間の子育てでは、気づけませんでした。
専業主夫になってみて、はじめて気がつきました。
PAO