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瞑想を始めたい・続けたい人のための瞑想ライフハック・ブログです。瞑想に取り組む上で知っておきたいことを、脳科学や仏教の視点も交え、わかりやすく解説しています。

もしかしたらあなたも!?夫婦関係の落とし穴「共依存」とは?

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私がいないと、妻(夫)は生きていけない。。夫婦関係の落とし穴である「共依存」 という状態。主夫で2児の父である私が、過去の失敗経験から、「共依存」とは何なのかを考えてみました。

 

 

 

 

 

我が家の夫婦関係、なんだかおかしいな

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妻(夫)との関係、仲良いはずなんだけど、なんだかおかしいな。

 

 

愛し合っているはずなのに、変な言い争いが絶えない。。

 

 

相手の言動をみていると、いつも気持ちがモヤモヤする。。

 

 

こんな風に感じたことはありませんか?

 

 

夫婦関係、お互い人間ですから、ケンカやすれ違いはあって当然です。

 

 

でも、家の中って、ずっと同じメンバーで長年過ごしていますから、風通しが悪くなりがち。

 

 

客観的にみたら、明らかにゆがんだ関係になっていても、当事者は気づかなかったりします。

 

 

夫婦間に生じたいろいろな問題を、正しく認識できなくなってしまいます。

 

 

共依存とは?

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共依存」ということば、耳にしたことはありますか?

 

 

自分と特定の相手が、その関係性に過度に依存している状態を指します。

 

 

夫婦関係で、特に起こりやすいです。

 

 

例えば、

 

 

夫が、「おれがいないと、妻は生きていけない」と思い込んだり、

 

 

妻が、「私がしっかりしないと、あの人はダメになる」と思い込んだり。

 

 

そうやってお互いがお互いをしばり、離れられなくなる

 

 

よくありますよね。

 

 

まあ、夫婦は、そもそも依存関係で成り立っているようなところがあります。

 

 

夫が、妻に対して、家事や子育ての面で依存している場合。

 


妻が、夫に対して、経済的な面で依存している場合もあります。

 

 

昭和的な家庭像ですが、今もまだ少し残っています。

 

 

それが悪いというわけではなく、近代日本の結婚制度が、そもそもそういう設計になっていました。

 

 

ですから、「共依存」じたいが問題というわけではありません。

 

 

ただ、依存度が極端に高くなってくると、よろしくないです。

 

 

私にも、思い当たる節がありました。

 

 

私が反省したこと

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今から3年くらい前、まだ私が東京で公務員として働いていたときのことです。

 

 

妻は、妊娠を機に、専業主婦になりました。

 

 

2年連続で子どもを出産し、年子の子育てが始まりました。

 

 

妻は子どもの世話でせいいっぱい。

 

 

私も子育てに奮闘しつつも、妻の愛情が私ではなく子どもにいってしまうことに、寂しさを感じるようになります。

 

 

よくある話です。

 

 

パパは家に帰ると、家は戦場。

 

 

パパは家では立場がありませんし、居場所もない感じです。

 

 

これは妻が悪いのではなく、状況的に仕方がないのです。

 


この辺から、だんだん私がおかしくなってきました。

 

 

妻をコントロールしようという傾向がでてきたのです。

 

 

私は妻にこんなセリフを吐くようになりました。

 

 

「今は大変な時期だから、家の中をこういう風に整理した方がいいよ」


「台所もキレイにして、このナベと食器はジャマだから捨てたらいいよ」


「子どもに与える食事はこういう風に作ったらいいよ」 


「お金の管理はこうした方がいいよ」

 

 

家事や子育ての細かいことに、いろいろ口出しするようになっていったのです。

 

 

妻はあまりこだわりはない方なので、話を聞いてくれて、取り入れてくれたりしました。

 

 

でも良く考えたら、こういうアドバイス、妻は必要としていないんですよね。

 

 

私が勝手に、妻や子供のためと思い込んでいるだけ。

 

 

私が口出ししないと、家がダメになると思い込んでいるだけです。

 

 

妻は妻で、私が口出ししなくても、自分のやり方でしっかりやっていたはずです。

 

 

時には、私の口出しがいきすぎて、妻を泣かせたり精神的に追い詰めたことも多々ありました。

 

 

妻の役に立つどころか、妻を追い詰めていた。

 

 

本末転倒です。

 

 

結局は、「自分にもかまってほしい」「役割を認められたい」というエゴだったのです。

 

 

 

反省しています。

 

 

人は一人で生きるもの

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自分がしっかりしないと、妻は一人ではダメになるという思い込み。

 

 

これは、逆のパターンでも、起こりえます。

 

 

共依存ですね。

 


つまるところ、人は一人で生きるものです。

 

 

パートナーがいたとしても、一人で生きていることに、かわりはありません。

 

 

人生の主役はあくまで自分。

 

 

パートナーの人生を、代わりに生きることはできません。

 


うまくいっていない夫婦の関係をみていると、一緒にいる理由が、ネガティブだったりします。

 

 

「おれがいないと、妻は生きていけないから」

「私がしっかりしないと、夫はダメになるから」

 

 

逆に、うまくいっている夫婦は、一緒にいる理由が、ポジティブです。

 

 

「一緒にいて楽しいから!」

 

 

一人でも生きていけるけど、一緒にいて楽しいから、夫婦をやっているのですね。

 

 

おわりに

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夫婦関係、みなさんが抱えている事情は、さまざまです。

 

 

共依存が、一概にダメだと言っているわけではありません。

 

 

夫婦であれば、ある程度は仕方がない部分もあります。

 

 

でも、共依存が極端に進んでしまうと、現実に起きている問題を直視できなくなるおそれがあります。

 

 

ひどい場合は、DVとか子供の虐待が起きているのに、パートナーから別れられなくなったりします。

 

 

私は、自分の中に、パートナーに対する依存心が生じていないか、それが強くなりすぎていないか、注意深くみていきたいと思っています。

 

 
パオ