瞑想Hack

瞑想を始めたい・続けたい人のための瞑想ライフハック・ブログです。瞑想に取り組む上で知っておきたいことを、脳科学や仏教の視点も交え、わかりやすく解説しています。

2歳のイヤイヤ期。たったひとつの対処法とは?

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2歳のイヤイヤ期。子どもは何でもイヤイヤで、情緒不安定になりがち。主夫である私がたどり着いた、たったひとつの対処法とは?

 

 

 

 

 

イヤイヤ期のピークで、娘は情緒不安定に

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我が家には、2歳10か月になる娘(ヒカリ)と、1歳8か月になる息子(タロウ)がいます。

 

 

ヒカリは、2歳をすぎたころから、イヤイヤ期です。

 

 

ご飯食べるのもイヤイヤ、オムツ替えるのもイヤイヤ、お風呂入るのもイヤイヤ、ねんねするのもイヤイヤ。

 

 

私は仕事をやめて主夫になった身ですから、2人の年子の子育てに、妻とフルコミットしています。

 

 

ヒカリの成長、感情の発達や、態度の変化を、毎日よく見ています。

 

 

もうすぐ3歳という時期ですが、イヤイヤ期はピークという感じです。

 

 

イヤイヤするだけではありません。

 

 

全体的に、情緒不安定になっている感じです。

 

 

お風呂は入りたくないと泣き叫んだり、かと思うと、ひとりで指を加えて黙り込んだり

 

 

また、最近は、弟のタロウに対して怒ったりしています。

 

 

コラー! ダメ! タロウ! ヤメテ!!

 

 

うーん、なんか情緒不安定だなあ。

 

 

お姉ちゃんの自覚が出てきたのはいいことだけど、ネガティブな感情が強い気がする。。。

 

 

原因は、「子ども扱い」したこと

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でも、これ、ちゃんと原因があったんです。

 

 

妻と、話しているうちに、気がつきました。

 

 

原因は、子どもを、「子ども扱い」していたことです。

 

 

子どもなんだから、子ども扱いして、当たり前だと思うかもしれません。

 

 

違うんです。

 

 

子どもは、子ども扱いされると、嫌がります。

 

 

子どもは、自分をいっぱしの人間だと思っています。

 

 

だから、大人の会話に加わりたいのです。

 

 

食卓で、パパとママが、楽しそうに仕事の話や休日の予定の話をしている。

 

 

自分も加わって、いろいろ話したいのですね。

 

 

そこで、パパやママが急に態度を変えて、子どもに対しては、

 

 

ちゃんとご飯を食べなさい!とか

机を汚さないようにしなさい!とか

 

 

そんなことばっかり言っていると、子どもはだんだんストレスを抱えます。

 

 

そんな日々が長く続くと、親の注意を引こうと思って、より過激な行動に出るのですね。

 

 

ご飯やおかずをブチ撒いたり、弟にヤツアタリしたりするわけです。

 

 

子どもを「友だち」だと思って接してみよう

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妻が、ある日、言いました。

 

 

ヒカリを、自分の子どもではなく、自分の「友だち」だと思って話すといいよ。

 

 

自分の子どもを「友だち」扱いする。

 

 

これには賛否両論あるかもしれません。

 

 

妻は、ヒカリと、2人でガールズトークをするんだそうです。

 

 

「ねえねえヒカリ、今日ママね、バイト先のカフェにね、ヤクザみたいな怖いお客さんがきたんだよ」

 

 

「顔がすごく怖くて、ビクビクしちゃったけど、最後にありがとって言ってくれたから、優しい人だったよ」

 

 

「ヒカリは、どんなアルバイトしてみたい?」

 

 

「ヒカリは、食卓にいるのが好きだから、ウェイトレス、向いてると思うよ」

 

 

まあ、こんな話をするんだそうですw

 

 

ヒカリはまだ2歳ですから、話の内容はそこまで理解していないと思います。

 

 

「そうなのおお?」とか「よかったああ」とかって、相づちを打って話を聞いてくれる感じです。

 

 

でも、ヒカリは、明らかに楽しそう

 

 

コミュニケーションを、心から楽しんでいます。

 

 

なぜか?

 

 

それは、ママがヒカリと、対等な立場に立って、コミュニケーションしているから

 

 

女ともだちどうし、ガールズトークです。

 

 

お互い、親であるとか、娘であるとかいう立場を忘れて、会話を楽しんでいます。

 

 

こういう時は、ヒカリは、情緒不安定になったりしません

 

「友だち目線」、試してみた

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親から子どもに対して、上から目線で、話しかけるときと、

 

 

同じ人間として対等な目線、「友だち目線」で話しかけるときで、

 

 

子どもの反応は、明らかに違います。

 

 

私も、妻から言われて、実際に試してみました。

 

 

「ねえヒカリ、パパさあ、今日ヒカリのことブログに書いたよ」

 

 

「ブログ毎日更新するのは大変だけど、楽しいんだよ」

 

 

「ヒカリもパソコンやりたい?YouTuberデビューする?」

 

 

ヒカリは、なんだか楽しそうに返事をしてくれました。

 

 

意識的に、「子ども」に対する上からの目線を、消去してみます。

 

 

すると、自分が、自分に「親」という重責を課していることに気づきます

 

 

それを消去してみる。

 

 

フラットな関係を、作ろうとしてみる。

 

 

すると、どんな話題であっても、子どもとの会話を楽しめるようになります。

 

 

子どもは、情緒不安定が治ります

 

 

親も、自分が親であることを忘れ、楽になれます

 

 

おわりに

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対等な目線は、子育てに限らず、人間関係の基本です。

 

 

妻は、もともと介護職だったのですが、この「友だち目線」、介護の現場でも使っていたそうです。

 

 

認知症のおばあちゃんに対して、「友だち目線」で会話する。

 

 

相手を「認知症のおばあちゃん」としてみて、それを「世話してあげる」という関係性を、いったん忘れる

 

 

お互い友人のように、プライベートな話をざっくばらんにする。

 

 

おばあちゃんは認知症ですから、話の内容はあまり理解していません。

 

 

でも、「世話してあげる」という態度で接するのと、「友だち目線」で接するのと、明らかに反応が違っていたそうです。

 

 

相手が子どもであれ、老人であれ、「対等な目線」でコミュニケーションを取るというのは、人間関係の基本だと思います。

 

 

もちろん、2歳のイヤイヤ期、親として叱ってあげなきゃいけないときもあります。

 

 

でも「友だち」になれる時間、少しでも作ったら、とてもいいですよ

 

 

我が家は、そうやって乗り切っています。

 

 

参考になれば嬉しいです。

 

 

パオ