瞑想は、なぜ筋トレやダイエットのように流行しないのか??
瞑想って、言ってしまえば、筋トレやダイエットのようなものです。でも、なぜ筋トレやダイエットのように流行しないのでしょうか。その理由は3つです!
はじめに
瞑想は、脳の筋トレです。
脳を鍛えれば、ストレスを感じにくくなったり、不安・後悔などに惑わされにくくなったり、睡眠の質が上がったりします。
Google や Intel などの世界的企業が取り入れているくらいですから、怪しいものではないです。
その効果は脳科学で証明されています。
メソッドもある程度確立されています。
いわば、筋トレやダイエットのようなもの。
やり方さえ間違えなければ、確実に自己改善できますし、人生は上向くはず。
なのに、なぜ瞑想は、筋トレやダイエットほど、広く一般に流行しないのか。
その理由をちょっと考えてみました。
理由1 怪しい
瞑想、やっぱり怪しいっていうイメージがありますね。
瞑想?? ナニソレ?? 怪しい?? 宗教??
っていう感じです。
その反応、無理もないですね。
30代以上の方はご記憶だと思いますが、1995年に地下鉄サリン事件がありました。
新興宗教やカルト宗教に対する警戒心が、一気に高まりました。
教祖が熱心に瞑想をやっている姿を、日本国民はいやというほどテレビで見ましたから。
その影響は、いまだに払拭されていません。
実は、ヨガも、かつては世間では煙たがれ、怪しまれてきました。
ヨガ=宗教
だったのです。
でも今は、
ヨガ=ビューティー
ですね。
今では、アラサー女子、アラフォー女子を中心に、大流行。
外見も内面も美しくなれる、気軽でおしゃれなエクササイズとして、広く普及し、社会に根付いています。
この記事によると、
ヨガ=怪しい → ヨガ=ビューティー
へとイメージが変わってきたのは、2004年頃のこと。
Yogini という雑誌が、それに一役買っているようですね。
ヨガと比べると、瞑想はちょっと出遅れてる感が否めません。
理由2 継続が難しい
瞑想には、
☑️ストレスが減る
☑️睡眠の質が上がる
☑️集中力が上がる
などの効果があるとされています。
誰でも1日5分から始められます。
瞑想するのに、1円もかかりません。
コスパ最強のはずです。
でも、瞑想を始めても、なかなか続かないんですよね。
ストイックにせっせと頑張らないと成果が出ないという点では、筋トレやダイエットと同じ。
トレーナーにレクチャーを受けることはありますが、あとは自分との戦いですね。
ただ、筋トレやダイエットは、成果を数字でわかりやすく把握することができます。
でも、瞑想の成果は、目に見えにくいですね。
効果がよくわからないまま、雲をつかむような感じで続けていくようなところがあります。
主体的な取り組みが求められますし、仲間も見つけにくい。
だから、筋トレやヨガのようには広がっていかないのかもしれません。
理由3 モテない
筋トレ・ダイエットとの最大の違いは、これかもしれませんw
モテにつながらない。。
筋トレとかダイエットを頑張る理由ってなんですか?
健康?自己改善?
いや、
モテたい!
ですね。
私がわざわざいうまでもないですが、筋トレやダイエットしたら、モテるようになりますねえ。
ダイレクトにつながります。
身も蓋もないですが、人生のほとんどの悩みって、モテで解消するのではないでしょうかw
少なくとも若い時代は。
人生変えたいと思う方は、瞑想になんか下手に手を出さずに、筋トレやダイエットに励んだ方が良いと思います。
瞑想しても、モテるようにはなりません。
少なくとも、直接モテにはつながりません。
だから、筋トレやダイエットみたいなことにはならないのです。
瞑想に、需要があるとすれば
☑️メンタルに疾患がある人
☑️ものすごく忙しくて、少しでも生活を効率化したい人
☑️仏教の世界に興味がある人
くらいに限られてくると思います。
事実、マインドフルネス瞑想の普及を牽引しているのは、
☑️精神医療の専門家
☑️ビジネスエリート
☑️僧侶
ですね。
おわりに
瞑想は、筋トレやダイエットのように、もっと普及してもいいと思います。
そのためには、瞑想がそこまで普及しない原因を、よく検証していく必要があります。
瞑想は心の筋トレです。
その良さを、今後もたんたんと伝えていきたいと思っています。
PAO