【人生観篇】公務員をやめて主夫になった私に起きた3つの変化
私PAOはもともと国家公務員でしたが、今年6月で退職し、主夫になりました。今日は、公務員をやめてから私に起きた3つの変化(人生観篇)をお話しします。
さて、「公務員をやめて主夫になった私に起きた3つの変化」シリーズですが、今日は最後のエントリです。
主夫になるという選択が、私の人生観にどのような変化をもたらしたのか、お話しします。
過去にとらわれなくなる
国家公務員 → 無職
ですから、社会人としては大きなギャップがあります。
国家公務員になるまでは、それなりに積み重ねが必要です。
大学受験戦争を勝ち抜きました。留学までしました。
就職試験では、倍率200倍の試験を突破しました。
苦労してようやく手に入れた、国家公務員の身分です。
その身分を、自ら捨てるのは勇気がいります。
過去の成功体験は、とても大切です。
自分に自信が持てますし、人生を前に進める力になります。
でも、ときには失敗や挫折も必要です。
中途半端な成功体験にしがみついてしまうと、視野がどんどん狭くなります。
せっかくあんなに苦労して学歴・職歴を積み重ねてきたのだから、
もったいないと考えてしまうのですね。
でもそれは、本当の意味で、成功体験ではないですね。
今、目の前にある仕事を、楽しいと感じていないのですから。
今の生活に、満足していないのですから。
いざ、退職してみると、ふっきれます。
過去の学歴・職歴なんてどうでもよくなります。
未来にとらわれなくなる
社会的に安定した身分を手にすると、将来の生計のめどがある程度たってきます。
公務員の世界には、いまだに年功序列・終身雇用がバッチリ残っています。
毎年少しづつ、給料は上がっていきます。
しかし、今は2018年です。
雇用情勢は、急速に変化しています。
公務員の雇用は、国の財政に依存しています。
政治の影響も強く受けます。
情報処理システムの合理化や、AIの導入も進むかもしれません。
公務員だからといって、これから先も安泰とは限りません。
ですが、驚くべきことに、公務員の世界には「公務員だから一生安泰だ」みたいな空気がまだあるのです。
退職する前は、老後の生活や子どもの学費のことが気になっていました。
でも、退職後は、未来のことは考えなくなりました。
今を生きる
朝、眠りから覚めたときの気分が、大きく変わりました。
公務員時代は、
平日 朝6:30「眠い。だるい。。満員電車嫌だな。。仕事行くの嫌だな。。はあ。。」
休日 朝9:00「あ、もう9時か。寝坊した。せっかくの休日なのに。。」
今は、
毎日 朝5:30「シャキッ!よし!」
一度きりの人生です。人生は短いです。
明日のことは、だれにもわかりません。
だから、今がとても貴重です。
嫌なことをやっている暇はありません。
好きなことだけやる。
嫌なことはしない。
人生観が、大きく変わりました。
まとめ
まとめると、
・過去にとらわれなくなる
・未来にとらわれなくなる
・今を生きる
実にシンプルです。
人生観がシンプルになると、ずいぶん楽になります。
今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか?
答えがNOであるときは、いつも何かを変える必要がある。
スティーブ・ジョブズのあまりにも有名な言葉です。
人生一度きりですから、好きなことをしましょう!
PAO